弊社は、明治32年(1899年)3月12日、初代村上孝次郎が22歳で「村上洋藍店」を開業し、人造藍の販売を始めたことに端を発し、以来126年の歴史を重ねてまいりました。
その後「村上商店」となり、法人化を経て「村上産業株式会社」として発展を遂げ、今治・宇和島・川之江・高知、そして東京・名古屋と各地に支店を展開し、2024年には念願の大阪支店を開設する事が出来ました。
また海外におきましても上海・タイにおいて国内同様化学品を中心に提案販売しており、更には、2022年アメリカに現地法人を立ち上げ、現地の農業との連携を図る事で、将来の大きな可能性に挑戦しております。
地政学リスクの高まりにより世界情勢が目まぐるしく変化し、先行き不透明な状況となりつつある現代においてこそ、私は本質を見失わず、日々の「当たり前」に感謝し、変化を恐れず挑戦し続けることが、これからの時代を生き抜く上で極めて重要だと考えております。
弊社の社訓の一つでもある信用と和を尊びながら、今後、130周年に向け、地域と共に歩んでまいりたいと存じます。皆様の変わらぬご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
2025年7月1日
代表取締役社長 渡部 哲史
「人」と「言」を組み合わせた「信」の字は意義深く、
会社の基本理念として社訓の第一に揚げられ、
今後の発展の指針となる
一.信用と和を尊ぶ(会社の基本理念)
一.発展と貢献を尊ぶ(経営の基本方針)
一.創意と努力を尊ぶ(社員の研修心得)
1899 年の創業以来、私たち村上産業株式会社は、各国・各地域における誠実な企業活動を通じて社会の持続的な発展に貢献することに努めて参りました。
昨今、人権・労働・環境問題をはじめ、社会情勢が大きく変化する中、ESG(環境・社会・統治)・SDGs・CN(カーボンニュートラル)など、CSR(企業の社会的責任)への取り組みに対する使命や期待が一段と高まってきております。
こうした使命や期待に応えるため、「村上産業の経営理念」をお取引先の皆様が企業として担うべき社会的責任の観点から具体的に整理し、「CSRガイドライン」を作成し、実践しております。